カリフォルニア北部のネバダ州、ニューメキシコ州に店舗を持つスーパーマーケットチェーン社は、クライアントのデータウェアハウス移行プロジェクトのマイグレーションパートナーとして参画し、世界の大手RDBMSベンダーのOracle社と共同プロジェクトとして関与しました。
プロジェクト概要
高い保守費用が発生しているレガシー技術で構築された環境の移行が必要でした。
レガシーシステム環境は、IBM ホスト環境のOS / 390のDB2が稼働していました。 データベースには数百のテーブルに格納された1 TBのデータが含まれていました(殆どパーティション化されていました)。 ETLプロセスは、JCLから呼び出されたCobolプログラムとSQLプロシージャーにマッピングされていました。
このプロジェクトの目的は、DB2データベーススキーマをオープンシステムのOracleに移行し、データを変換してロードし、最後にETLプロセスを再プラットフォーム化することでした。
ソリューション
FreeSoft社のLiberatorWorkbenchフレームワークを利用してマイグレーションプロジェクトを実施しました。 以下のツールが使用されました。:
- KnowledgeLiberatorによるDB2スキーマおよび制御ファイルの分析
- KnowledgeLiberatorによるSQLプロシージャーを分析
- DataLiberatorによるOracleスキーマとSQLプロシージャーの変換し、データ変換とロード処理のためのスクリプトを生成
- CodeLiberatorによるCOBOL再プラットフォーム化
お客様の効果
- メインフレームDB2の廃止し、UNIX環境ではOracleデータベースのみで運用
- コスト削減
- 業務の改善と生産性の効率化